Bloodborne 遺志を継ぐ者EDまで

積みゲービンゴで(ry
常日頃からRPG要素のあるアクションゲームは苦手(アクション要素のあるRPGはむしろ好み)と言ってたけど、まさに良くも悪くもそんなRPG要素のあるアクションゲームって感じのゲームだった。
アクションゲームにキャラ強化やアイテム使用などのRPG要素が加わった場合、ボスで詰まったりした時に自分の技量が足りないのかキャラの強化が足りないのかがわかりにくくて、結局変なプレイスタイルになってしまいがち。
Bloodborneは雑魚でも気をつけて1対1で戦わないとリンチされて一瞬で死ぬ、獲得した経験値は生きて拠点に帰らないと使えない(死んだ場合はステージ中に落ちるor近くの敵に奪われ、それを取る前に再び死ぬと消滅)という仕様のせいで、雑魚の相手を一々するのが効率悪く、結局道中は死にながら駆け抜けてボスまでのルートを確保するだけが安定、あとはボスを練習して突破するというかなりアクションゲーム寄りな調整に感じた。その結果最初のボス戦が大変なことに…
あと道中、セーブポイント間の距離が結構長く雑魚に囲まれると即死というのもそうだけど、ミニマップがないので方向音痴には辛すぎる、そもそも西洋の建物はちょっと場所が違っても見分けが付かないものが多い、アイテム取ったらブタが突っ込んできて即死など悪意に満ちたステージ構成とじっくり探索すると良くも悪くも長く遊べそうだなあという印象だった。
雑魚を完全スルーしてボス戦の攻略だけに集中すると、なかなかいい感じの高難易度3Dアクションという感じだったが、回復アイテムの個数が死んでも消費されたまま、万全の状態で戦うには負ける度に回復アイテムだけは上限まで稼がないといけないというのが最後までネックだった。ボスの体力がちょっと高めで(例えばプリニーなどのような高難易度2Dアクションと比べて)ボス戦に時間がかかることと合わせて、死にゲーの割には試行回数が稼ぎにくい仕様になってたのが少し残念。
一応最後ゲールマンと戦うかどうかで分岐する2つのEDは見たけど、第3EDも見たほうがいいのかな?

ということで以下戦ったボス(一部ストーリー進行に関係ない奴もいたらしい)の感想・攻略メモなど

聖職者の獣


ラスボス。最初に戦ったけどラスボス。
まずBloodborneを初めて触った時雑魚戦での理不尽な死に方と経験値(血の遺志)をロストする仕様のせいでレベル上げなんてやってられるか!という感じになり、さらに死にゲー難易度なのに回復アイテムの輸血液の個数は死んでも戻らず、一々稼ぐのもまたやってられるか!ということで、Bloodborne始めて数時間、そもそもフロムゲー自体初めてという状況で初期レベル・回復アイテム無しの縛りで撃破を目指すことに。
TOGfのソロカオス等と違い、フィールドが橋の上という特殊な形での大型ボスということで、立ち回りにはとにかく立ち位置を含めた状況把握が要求される。壁際に追い詰められた時の折り返しはもちろん、ボスとの距離によって採れる回避の選択肢が全然変わるので、まずはそれに慣れるのに苦労した。
攻撃の回避方法は2つあって、1つはステップにより攻撃判定から全く離れた位置に出る方法、もう1つはステップの無敵時間を攻撃判定と重ねることですり抜ける(TOGfでいう対応回避)という方法
これを敵のモーションと声(声が一番高い咆哮の時は4連撃確定など)で判断して適切な行動をとる訳だが、前者の回避方法では例えば左腕叩きつけのようにボスから少し離れた位置に攻撃判定が発生する場合、ボスに張り付いている場合はバックステップしても攻撃判定の外に出るには足りず、サイドステップ等でボスの後ろに回りこまなければいけない。そして後者の回避方法では、そもそもステップの無敵時間が短いため、当然ではあるがタイミングが少しずれれば即死。
また、Bloodborneにはリゲインという被弾後一定時間以内にこちらが攻撃を当てると減ったHPがある程度戻ってくるというシステムがあり、流石に大振りの攻撃を受けてしまった場合に全部取り返すのは難しいが、軽めの攻撃なら受けてもすぐに攻撃すれば体力を減らさずにすむ。さらに、それ用とでもいうかのように設定された(と思う)「発生が速くダメージが少ない攻撃」というものがあり、そのような回避の難しい攻撃でちゃんとリゲインできずHPが削られていてはジリ貧になっていく。
そもそもBloodborneのボスはそこそこ体力が多く、敵の攻撃1発でHPが7割持っていかれることもあるほど即死の危険性も高いので、ボスから離れながら慎重に戦うという時間が長引く戦い方だと効率が悪い。
このような仕様によりBloodborneは攻めるゲームということになり、とにかく敵の攻撃をステップでかわしつつ攻撃をガンガン当てていかないといけないという感じだった。引っかき4連撃は1〜3発目をバックステップで避けつつ4発目に合わせてフロントステップで接近して攻撃を当てる、単発引っかきに対してもバックステップではなく敵の攻撃とすれ違うようにサイドステップしてボスとの距離を保つ、など。
あと、ボスの部位破壊をするとその部位を使った攻撃のパターンが追加され、行動を見切るのがどんどん困難になっていったので、こいつに関しては左腕と頭(特定条件?で内臓攻撃が入る)だけを集中して狙ってた。
これらの話を言うのは簡単だけど実際にやるのは難しく、聖職者の獣だけで10時間、全体のプレイ時間の1/3を使ってしまった…
流石にこれ以降はボスで手に入った経験値で耐久振って、ヤーナム市街からデブ2人→全自動火の玉橋→家に戻って犬を倒しつつ大橋方面の稼ぎルートでちゃんと輸血液も補充しながら戦うことにしました…

ガスコイン神父


銃は反則。禁止にするべき。
前半の人間形態ではとにかく墓地のフィールドが鬱陶しく、思った方向にステップできない等かなり障害物に苦しめられた。
自分の周りの地形を含めた状況判断が難しすぎて、近接戦→ダメージ受けたら距離をとって(地形が複雑なので敵もなかなか近づけない)銃の当たらない木の影で回復、を繰り返してた。
両手持ちになったら、うまいこと回転斬りを誘発させて発生と同時ぐらいに銃パリィ→フロントステップして内臓攻撃。体力調整して形態変化直前に内臓攻撃入れられると獣形態で削らないといけない体力が減ってお得。
獣形態ではこちらがダウンした後飛びかかってきて、バックステップで復帰すると追撃を受けるので必ず前方ローリングで復帰すること。これに気づいたら大分楽になった。飛び込みに対して前転は以降のボスでも度々使う(というか聖職者の獣でも使ってた)。

教区長エミーリア


行動パターンは聖職者の獣の亜種みたいなやつ。
フィールドが広く四角形なので、折り返しに横を通り抜けないといけないという状況もなく、パターンさえわかれば楽な方かも。
祈りによる回復があるので、それをケアするためにどうしても常に近づいてないといけないのが辛い。

ヤーナムの影


刀、蝋燭?、魔法の3バカ。
とりあえず初見で前衛2人と戦ってたら後ろから撃ってきた火の玉に当って瞬殺されたので、魔法使いから叩くことに。
魔法使いをターゲットにして、他2人の攻撃は近づいてきたら雰囲気でステップして避けつつひたすら魔法使いを殴る。
前からはたまに来る火の玉をサイドステップで避けるだけなのでほんとにひたすら殴るだけだった。
HPをある程度削ると形態変化? 足元から蛇を召喚してきたけどこれもちょっと避けるだけ。
残り2人になるとやはり攻撃が激化。蝋燭マンの燃えてる刀がかっこよかった。基本的には戦い方は同じ。だけど初期形態の1人+2人より本気モードの1人+1人の方が難しかった気がする…
あと1人になったら普通に戦うだけ。

白痴の蜘蛛、ロマ


基本的にはロマをターゲットして横に回りこんで殴るだけ。
3部構成、第一形態は攻撃してこないので先に雑魚の蜘蛛を倒す。適当に近づくと飛びかかってくるのでステップで避ける→攻撃の繰り返しで安全に。
第二形態以降のロマの行動は、顔を上げた時の自機狙い氷降らし連打、体を反った時のランダム氷アッパーばら撒き、ひっくり返って反った後の衝撃波、その場でじたばたする近接の4パターン。
ロマから離れて雑魚の蜘蛛を引き付ける→氷降らしに合わせて時計回りに走りながら近づいて攻撃、近距離を避けつつ攻撃当てて体力危なくなったら離れて回復の繰り返しで勝てた。そんなに強くない

黒獣パール


動きが素早く、攻撃が当たらない・避けにくい強ボス…っぽかったが、手前にいた鐘で呼んだNPC協力者の離反者アンタルが延々と体力回復しながらタゲ取ってくれてたので、ボスの後ろから近づいて足攻撃するだけで終わった。よくわかんないけど多分雑魚
あと倒したら啓蒙取引でヤスリ買えるようになったけど結局使わなかった。

再誕者


ターゲットの位置が上すぎて足元張り付いてロックオンするとまともに見えないのでロックオンなし。
足の攻撃と周囲からの火の玉でダメージを受けるが、適当にサイドステップを挟んで避けつつ殴ってればリゲインのおかげで気づいたら体力回復してる。雑魚
一応酸で床全体にスリップダメージのエリア張るスマブラみたいな攻撃があったらしいが一回もやってこず。

悪夢の主、ミコラーシュ


追いかけっこ。ミニマップのないこのゲームで格子状の部屋でボス追い立てて行き止まりに誘導するのは方向音痴には厳しいゲームだった。世界樹の下画面をくれ。
最初やった時は2回目の部屋に通路にいたガイコツが侵入して、ガイコツから倒そうとしたらボスの遠距離魔法でひどいことに。
ボスの全方位光線魔法がとにかく強力で、回復しようと一旦離れるともう近づけないぐらいになってしまうので、必ず近〜中距離を保って触手を撃たせる→斜め前に歩いてボスの横に行き攻撃or回復、のパターンに徹する。
そうすればカスダメのナイフ攻撃ぐらいしかダメージ受ける要素がないので死ぬほどあっけなく倒せた。クソボス

メルゴーの乳母


ラスボス…の割には移動が遅く攻撃パターンも少なくて拍子抜け。通常状態の攻撃は準備モーションの長い攻撃かカスダメの連撃のどちらかなので適当に後ろ回って攻撃するだけ。
暗闇展開時はボスが2体に分身し、偽物の方は遠くにいても剣を伸ばして攻撃してくる。この時は殴ってるともう片方にやられて一瞬で死ねるのでとにかくステップ回避に徹する。暗闇中の回避さえできれば雑魚。

最初の狩人、ゲールマン


第2EDのラスボス。久しぶりの(ちゃんとした)人型ボスで、ガスコイン神父を正統強化したような、まさにラスボスにふさわしい人型ボスだった。
第一形態の鎌は、溜め→振り上げor飛びつき、振り回し1〜3連撃、正面引き寄せ→攻撃or飛びかかりの3パターン。
基本的には中距離を保ってボスが何かしてきたら後退すれば避けられるので、あとはそこから相手が溜め振り上げ(溜め時間が短い)だったら1発めに合わせて銃パリィ、溜め飛びつき(溜め時間が長い)だったら跳ぶのに合わせて銃パリィ、2連撃までは後退で避けて3発目に合わせて前転で踏み込み→攻撃、引き寄せはサイドでかわして殴るだけ。ただ引き寄せは出が早く見切るのが苦手だったので結局全部被弾していた(
溜め攻撃に対する銃パリィが入れやすく、立ち位置によってはボスの攻撃と相打ちになる形で銃パリィが入るが内臓攻撃により全てリゲインできるためあまり気にする必要はない。内臓攻撃リゲインの回復量で攻撃を受けつつも銃パリィした方がいいという、システムをフルに使ったいいデザインだった。

第二形態は剣+銃で、中距離を保っているとボスの近接攻撃は踏み込み攻撃とそこからの連撃派生、自分から見て左側から回り込むように接近して攻撃のどちらか。
なので基本的には右前にステップからフロントステップで接近して攻撃する。
第二形態で特に重要なのはこちらが攻撃した後ボスが仰け反ってるかどうかよく見て攻撃を止めて離れることなので、それを徹底して慎重にいけば死亡率はぐんと減った。

第三形態はオーラを纏って鎌形態と剣形態を定期的に切り替えながら襲ってくる。
オーラを纏うと仰け反り耐性が増え、一気にダメージを与えるのが難しくなるのでうまいこと銃パリィを狙って行きたい。銃パリィなしの場合は基本的には1回殴ったら離れる。
鎌形態は遠距離時に飛び上がり→竜巻が追加。竜巻のタイミングを覚えてサイドステップでかわせるがここまできてそういう不安定なことはしたくないのでなるべく中距離までで戦う。
剣形態は銃撃に単銃が追加。こちらは当たると銃パリィのような状態になり、ボスの接近→攻撃でワンチャン内臓攻撃まで食らうので、準備モーションを見て必ずステップで避けないとだめ。ここで避けつつ斜め前に踏み込めると一気に攻撃チャンスが増えるので倒しやすくなった。