twitterで教えてもらったので検証してみた所、ver2.0.0における護石乱数のseed再計算の仕組みがある程度分かったのでまとめておきます。
結論としては、今のseedで出る護石の配列を任意個先の未来まで確認した上で、気に入らなかったら1回分の素材消費で全ての未来を変えることが可能だと思います。
突然失礼します。ポケモンのツールで普段お世話になっています。
— みずのちゃん (@Mizunochan272) 2021年4月29日
護石リセット方法を考え、試して見ました。ツールは使う側で、乱数生成自体は詳しくないので、何かのお役に立てば幸いです。https://t.co/vgAK9vCDpN
seedとは?
seedとは、乱数を生成するための「種」にあたる値です。全ての乱数はseedによって生成され、同一のseedからは同一の乱数が生成されます。つまり、同一のseedを持つ人が複数いると、そこからは全く同じ乱数=全く同じ護石の配列が生成されることになります。これが俗に言う「テーブル」の正体です。
モンハンライズにおけるseedの扱い
モンハンライズにおいては護石のリセマラ対策としてこのseedがセーブデータに記録されており、マカ錬金を行って結果を見てからセーブせずにリセットすると次のマカ錬金でも全く同じ護石が生成されます。これを利用すると、マカ錬金の素材を使わなくても未来において生成される護石の配列を確認できる(未来視)という小技がありました。
ですがver2.0.0で、「マカ錬金に素材を投入した後セーブしてリセットするとseedが再計算される」という処理が入ったようです。
つまり、
- 現在のセーブデータのseedから生成される護石の配列は、セーブやリセットをせずにマカ錬金を回すことで確認できる(未来視)
という従来の仕様に加え、
- 1回分の素材でも「マカ錬金に素材を投入してセーブしてリセット」をすることで、上記の確認した未来を再計算することが可能
となりました。
seed再計算によるリセマラ手順
準備として、オートセーブは切っておきます。また、念の為現在マカ錬金に入っている壺は全て完成させて受け取り、セーブして再起動しておきましょう。
※seedはマカ錬金のそれぞれの種類で独立しているため、例えば幽玄狙いなら以下の手順は全て幽玄で行ってください。
- ①:マカ錬金に素材を好きなだけ投入、闘技場のラージャンクエを失敗して回し、結果を確認。この時クエスト終了後のセーブは絶対にしないこと。(クエストが終わったらB連打でOK)
- ②:欲しい護石があったらセーブして終了、①に戻る
- ③:欲しい護石が無ければセーブせずにリセット
- ④:マカ錬金に護石1個分の素材を投入し、闘技場のラージャンクエを失敗して護石を受け取ったら、セーブしてタイトルに戻り、①に戻る(①で確認できる護石の結果が変わっている)
これにより、好きな個数分の護石を未来視した上で、1個分の素材でそれら全てを再抽選することができます。
これが最初に①で出た10個分の護石。
④でseedを再抽選するために受け取った護石。↑の1個目と一致する。
2回目の①で出た護石。1回目の10個とは全く異なる護石が出る。