第4世代(HGSS/DPt)の初期seed検索ツールです。
待機時間の1/30秒単位の差であるフレームずれを考慮し、隣接する初期seedで同時に条件を満たすもの(多面待ち)を検索できます。
対応済み機能
今後追加予定の機能
- 初期seedから起動時刻を計算する簡易ウィンドウ
- 野生の出現スロット指定による検索
- 第4世代孵化性格値検索
- 裏ID検索
- 第5世代対応(Timerずれに対する多面待ちseed検索)
使い方
初期seed検索
ウィンドウ左側の欄に検索したい条件を入力し、「計算」ボタンを押すと右側のテーブルにヒットした初期seedが表示されます。
多面待ち検索機能
「フレームずれ多面待ち数」に2以上を入力して計算すると、2フレーム単位のずれで隣接した組が出力されます。
これらのseedはいずれも求める条件を満たすので、ゲームを起動した後にペラップで初期seed特定→実際に出た方の初期seedの消費数まで消費、とすることでいずれのseedが出た場合でも求める個体を出すことができます。
機能
- メニューの「設定」→「並列計算スレッド数」を変更することで、計算の高速化の度合いを調節できます。現代のPCなら基本は32か16で問題ないかと思いますが、お使いのPCの性能によって調節してください。
乱数調整のやり方
初期seedを求めたら、あとは既存の乱数調整と同じやり方でできますが、一応方法を簡潔に紹介しておきます。
初期seedから起動時刻を計算する
初期seedの8桁の数字(16進数)を2桁・2桁・4桁に分割し、10進数に変換します。
最上位の2桁は月×日+分+秒(を256で割った余り)、次の2桁は時、下4桁はフレーム+年-2000の値となります。
1秒=60Fとし、まずは
「DSのメニューでソフト選択~『つづきからはじめる』を押すまでの時間」[秒] - 空白フレーム[F] = フレーム[F]
となるように「DSのメニューでソフト選択~『つづきからはじめる』を押すまでの時間」(以後、待機時間と呼ぶ)を求めます。
DSのメニューでソフトを選択する時刻は15秒~がやりやすいので、「15秒ぐらい+待機時間」を実際に初期seed決定に使われる時刻とし、月×日+分+秒が目標の値を満たすような日付を求めます。
(例えば待機時間が30秒で、月×日+分+秒=198としたい場合は、秒=15+30=45として5月30日3分45秒に「つづきからはじめる」を押せばいいことがわかります。)
空白フレームはHGSSだと340F~350Fぐらい、DPtだと260F~270Fぐらいの値をとりますが、自分の環境や癖によって変動するため、想定と実際に出た初期seedのずれによって適宜修正してください。
狙いの時刻に起動し、初期seedを特定する→目当ての消費数まで乱数を消費する
もはや初期seed特定のための徘徊ポケモンは要らないので全部倒しておきましょう。コイントスも電話も必要ないのでウツギ博士はブロックしてポケッチは捨てておきましょう
手持ちに880Hz正弦波などを録音したペラップを入れ、狙うポケモンの前や草むらに行ってレポートしておきます。
DSの時計を上で求めた時刻に変更し、計算した時刻にDSのメニューでソフト選択→「つづきからはじめる」を押します。
狙った時刻に正確にボタンを押すためのタイマーはぼんじりさん作のCCTimerが便利です。
ゲームが再開したら手持ちメニューからペラップの鳴き声を聞いて初期seedを特定します。
ペラップ聞き分けツールを使えば、狙う初期seedとその周辺の初期seedの候補の中から、今どの初期seedで消費数がいくつの状態かを特定できます。
あとは最初にツールで求めた初期seedごとの消費数までペラップを鳴かせて消費し、戦闘に入れば目当ての個体が出現します。